ひと口に水槽の設置業者と言っても、その種類は実にたくさんです。
例えば、犬や猫なども扱うペットショップの鑑賞魚部門、観賞魚の品揃えが自慢の専門店、自社ブランドの水槽や各種装置を取りそろえている会社などなど。
私がこれまでの経験やリサーチを元に、良質な業者の判断基準としているのは以下の通りです。

  • 観賞魚の水槽設置経験が豊富にあり、水槽デザインの能力にも長けていること。
  • 料金の適正さ。高すぎはもちろん、安すぎる業者も要注意。
  • 購入形態(リースやレンタル、購入)を選べるか。設置店舗によって事情は異なるので、選択肢は多い方がよい。
  • メンテナンスの質。生物学的な専門知識や経験が問われる。

私の場合、これらの要素を踏まえていくつかの業者をピックアップ。
各社を比較検討した結果は、「水槽リース設置業者ランキング」のページをご覧ください。

悪質業者にご注意を!

最近水槽業者のクレームが多数消費者センターに寄せられているのをご存知ですか?
主なクレーム内容としては以下の通りです。

  • 設置前の打ち合わせ内容(水槽デザインや観賞魚のバリエーション)と異なる。
  • (観賞魚が死んだりした時など)トラブルの対応力がない。
  • 水槽の外観だけ掃除して、中の水替えなどをせず、観賞魚が死んでしまう。

なぜ、このようなクレームが多いのかというと、2005年以降、水槽を設置するお店の需要が増え、それに伴い、供給元の設置業者も増えています。
当然、業者間で価格競争が起きますよね。
悪質業者は、人気の海水魚の水槽を設置する際、消費者に説明もなく、淡水魚の設備を取り付けます(海水魚の設備は淡水魚の設備の約2倍費用がかかるのです)。
当然、海水魚は住環境が異なるので、以上のようなクレームが起こるというわけなのです。
なので、悪質業者を判断する材料として以下の点を参考にして下さい。

  • 2005年以降、設立した業者は要注意。
  • 代表者が元々熱帯魚業界で経験を積んだ事がない業者は要注意。
    実際に自分の体験や、いくつかの業者に話を聞いたりして、あくまで私が調べた範囲ですが、この業界、代表者(社長)が熱帯魚業界で経験を積んで、独立したというケースは稀で、ほとんどが、流行に乗っかってはじめた業者が多いそうです。
    もちろん、それでも創業してから実績をたくさん積んでいる会社もあるので、一概には言えませんが、熱帯魚に関する専門ノウハウが少なければ、せっかく水槽を設置しても上手く管理ができないのが実情で、複雑な生態系を分析して美しく熱帯魚を魅せて管理するという「アクアデザイナー」というより、単純に汚れてきたら掃除をしにくるという「清掃業者」に近い感じの対応なようです。
    これらを見極める 一つの目安として、2005年以降、流行に乗って設立した業者や代表者が熱帯魚業界で経験を積んだ事のない業者は個人的には、おすすめしません。
    魚の取り扱いや水槽内の環境は非常にデリケートであり、恐らく経験でしか分からないことも多々あります。
    水槽は設置してからが本当のスタートですし、緊急時のことも考慮すると、やはり専門知識や経験は必須条件です。
    まずは、業者との打ち合わせに色々質問を投げかけてみましょう。