熱帯魚を飼う際、やはり気になるのが寿命です。愛しい魚たちにはできるだけ長生きしてほしいものですが、もちろん個体差がありますし、水槽内の環境によってもどれだけ生きられるかは変わってきます。適切な寿命と管理方法を知ることで、長く熱帯魚を可愛がれるようにしましょう。

熱帯魚の寿命はどのくらい?

熱帯魚の寿命は品種によってまちまちです。一例を挙げると、ネオンテトラは2年程度、エンゼルフィッシュは5年~6年くらいが寿命とされています。適切な環境で飼育をすれば、この寿命を全うできるケースが多いため、魚が長生きする適切な飼育方法を知っておくようにしましょう。

老化のサイン

熱帯魚も、年月を重ねるに連れて老化のサインを出してくるようになります。例えば、筋肉が白く濁る、青い部分が擦れてくる、体がやせ細ってくる、背中がへの字に曲がってくる、などなど。これらは毎日見ていると気づきにくいものですが、1年前、2年前の写真と比べてみると、その変化が分かりやすいかもしれません。

熱帯魚の寿命を延ばすには?

熱帯魚を長生きさせるためには、適切な環境を整え、それを維持することが重要になります。適切な環境とは、大きく分けて「餌」「水温」「水質」の3つとなります。

餌の管理

餌。つまり、食事は熱帯魚にかかわらず、生き物が健康で生きていくためには必要不可欠なものです。熱帯魚に関しては、動物質メインの餌と植物質メインの餌をバランス良く組み合わせて与えるようにしましょう。

餌は、少ないのはもちろん良くありませんが、与えすぎるのも好ましくありません。餌の入れすぎによって、水が濁ったり臭いが出たり、魚が病気になってしまったりするなどのトラブルが生じることがあります。あくまでも、その魚に適した量を与えることが大切となります。

水温の管理

熱帯魚を長生きさせるためには、水温の管理も重要な要素となります。魚によっては、水温が下がると代謝が遅くなり、結果として寿命が長くなることもあります。ただ、本来暖かい場所で暮らしている熱帯魚の場合、水温を下げるとストレスがかかって病気になりやすくなり、結果として早死にすることにもなりかねません。飼っている品種に合わせて、適切な環境を用意するようにしましょう。

水質の管理

水温と合わせて大切になるのが水質です。汚れが目立つときはすぐにキレイにする対応を心がけましょう。また、適度なタイミングで水を取り替える、フィルターを設置して汚れを取る、などの対策を行うことも有効です。また、病気になったときは隔離水槽での薬浴などをすぐに行う必要があります。

まとめ

熱帯魚も生き物ですから、健康的な食事と快適に過ごせる環境が生きていくうえで重要です。それは、私たち人間となんら変わりありません。ただ、品種によって何が適切か、何が健康的な食事かというのは違ってくるため、飼っている魚に合ったものを用意するようにしましょう。自分で調べるのには限界がある、ということであれば、専門家の知恵を借りることも大切です。熱帯魚ショップの店員などから正しい知識を学び、必要なコストは惜しまずかけて環境を整えるようにしましょう。熱帯魚を長生きさせ、末長く可愛がっていけるといいですね。