オフィスや店舗、自宅に水槽を設置する際、かかる費用は「水槽のサイズ」と「導入方法(購入するか、レンタルするか)」によって大きく異なります。
そこで今回は、2026年最新の「水槽レンタルの月額相場」と、「自分で一式を購入・自作する場合の初期費用・維持費」をそれぞれ徹底解説します。
導入後のメンテナンスの手間も考慮して、あなたにぴったりの方法を選んでください。

目次

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【2026年最新】水槽レンタルの月額料金相場

まずは、水槽本体から機材、生体、そして毎月のメンテナンスまで全てプロにお任せできる「水槽レンタル・リース」の一般的な料金相場(月額)を見てみましょう。
2026年現在、一般的なフルサービスプラン(月1〜2回の定期メンテナンス込み)の相場は以下のようになっています。

水槽サイズ / 水質 月額料金の相場
60cm規格(淡水魚) 15,000円 ~ 23,000円
60cm規格(海水魚) 20,000円 ~ 30,000円
90cm規格(淡水魚) 25,000円 ~ 35,000円
90cm規格(海水魚) 35,000円 ~ 50,000円

海水魚水槽は、淡水魚に比べて必要な特殊機材(プロテインスキマーや人工海水など)が多く、管理の手間もかかるため、月額料金が1.5倍〜2倍ほど高くなる傾向があります。
なお、レンタルの初期費用(設置料)は無料〜30,000円程度が相場ですが、近年は「1年以上の長期契約で初期費用無料」とする業者が増えています。

月額料金には、水換え、コケ取り、機材点検、エサや消耗品の補充、さらには「魚が死んでしまった場合の生体補償」まで含まれているのが一般的です。万が一のトラブル時も追加費用なしで対応してもらえるため、法人を中心にレンタルを選ぶケースが圧倒的です。

自分で購入する場合の初期費用

まずは、自分で水槽などの道具を全て揃える場合のコストについて紹介します。購入店舗やスペックなどで費用面が大きく変るため注意してください。もっとコストを抑えたいという場合には、さらに低価格のアイテムからでも開始することができますよ。

水槽

ガラスとアクリルタイプがあります。透明度も維持しやすく、価格も安いためガラス製の水槽が一般的です。ただ透明度はアクリル製の方が優れていると言われています。ガラス製の水槽であれば、2,500円程度から購入することが可能です。

水槽台

水槽はお水を入れてしまうと、かなりの重量がかかってきます。そのため一般的な棚で設置することができません。水槽を置くための専用の台を設置するようにしましょう。水槽台は、フレームだけのタイプやキャビネットになっているタイプ、オーダーメイドまで豊富な種類があります。価格を抑えたい場合にはフレームだけのタイプにしましょう。実用性を考えるのであれば、キャビネットタイプがおすすめです。

水槽マット

水槽が割れないようにするためにも水槽マットを敷くようにしてください。

照明

蛍光灯やLED、メタルハライドランプなどがあります。水草を育てる場合、LEDだと適さないものもあるため注意してください。水草を育てるためには、できる限り光を強くするようにしましょう。蛍光灯であれば、2灯×2程度設置してください。

ろ過装置

外部フィルターや外付けフィルターなどさまざまな種類があります。基本的に60㎝以上の水槽であれば、外部フィルターが良いでしょう。

ろ材

ろ過装置に必ず必要となる物品です。目の細かさや素材などによって金額が異なります。

CO2強制添加器

水草をキレイに育てるためには必要不可欠なアイテムです。ただし、エビなど水質変化に敏感な生き物を育てる場合には、CO2強制添加器を設置しない方が良い場合があります。

電磁弁

CO2強制添加器を設置する場合に、電源を入れる・落とすなどをする際に必要となります。

クーラー・ヒーター

生き物のためにも水温を調節する器具が必要になります。夏はクーラー、冬はヒーターを使用してください。

電源タイマー

照明を自動で切るための装置です。自分で毎日切るのが難しい場合に使用してください。

底床

水草を植えるためのアイテムで、ソイルや砂、セラミックなどがあります。

水質調整剤

水道水に含まれる塩素などの成分を無害化するための商品です。水草や生き物の健康のために必要なアイテムでしょう。

エアレーション

水中に酸素を取り込むための商品です。

トリミングハサミやピンセット

水槽をキレイに保つためにも必要な商品です。柄の長いものが使いやすいでしょう。

水温計

水草や生き物が育ちやすいために水温を定期的に測るようにしましょう。

水質測定キット

水質を測定するための商品です。必ず水槽を導入する際には、チェックするようにしてください。

プロホース

水槽の掃除などを行う際に必要になってくる道具です。

バケツ

水槽の掃除や生き物の避難用などに必要でしょう。できれば2つ以上持っておくようにしてください。

コケ取り用の道具

洗剤を使っていない商品を選びましょう。例えばスポンジタイプの掃除用品でも構いません。

魚のエサ

生き物を育てるためには、必須です。どのような生き物を育てるかによってエサの種類が異なります。それぞれに合ったものを選んでください。

熱帯魚やエビなど

どのような種類を選ぶかは、好みです。高価な熱帯魚もありますが、ポピュラーな熱帯魚であれば、比較的求めやすいですよ。

水草

レイアウトによって、どの程度必要になるか変ってきます。自分で育てることも可能なため、徐々に増やしても良いでしょう。

バックスクリーン

水槽の背景になる商品です。黒や白などの色があり、好みによって使い分けましょう。

水槽 ガラス製の場合:2,500円~
水槽台 フレームだけの場合:3,000円~
水槽マット 1,000円~
照明 蛍光灯の場合:4,000円~
ろ過装置 外部フィルターの場合:7,000円~
ろ材 1,500円~
CO2強制添加器 10,000円~
電磁弁 4,000円~
クーラー・ヒーター 4,000円~(2つの合計)
電源タイマー 2,000円~
底床 ソイル・3l程度の場合:1,500円~
水質調整剤 500円~
エアレーション 500円~
トリミングハサミ・ピンセット 2,000円~
水温計 1,000円~
水質測定キット 1,000円~
プロホース 1,000円~
バケツ 2コの場合:200円~
コケ取り用の道具 100円~
魚のエサ 300円~
熱帯魚やエビなど 水槽をいっぱいにする場合:3,000円~
水草 量によって変動します:3,000円~
バックスクリーン 500円
合計 53,600円~

つまり初期費用として6万円程度あれば、水槽を設置することができます。CO2強制添加器が必要ない場合は、もっとコストを抑えることも可能です。無理のない金額から開始してください。

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メンテナンスや維持費用

水槽を維持するためには、電気代やえさ代などのコストがかかってきます。どの程度のコストがかかるのか紹介します。

生き物にかかる費用

犬などの動物と比較すると、ほとんどかからないと言っていいでしょう。毎月で考えれば、えさ代などで数百円程度です。

水草にかかる費用

水草を育てるためには、肥料が必要になってきます。水槽の大きさにもよりますが、肥料は1回購入すると数ヶ月持つでしょう。

電気代

照明や外部フィルター、クーラー・ヒーターなどの費用がかかってきます。照明の種類や使い方や季節にもよるため、一概にいくらとは言えません。

維持費用は、合計すると1,500円から2,500円程度です。つまり一度全て購入すれば、そこまで月々の負担は少ないと言えるでしょう。ただ長く続けていると、他の熱帯魚や新しい器具が欲しくなります。その分の費用がかかるかもしれません。

結論:手間と総コストを考えると「レンタル」がお得!

ここまで解説した通り、自分で60cm水槽を一式購入すると初期費用だけで約6万円かかります。さらに、毎月の水換えやコケ取り、機材の清掃といった「労働(手間)」や、魚が病気になった際の買い直しリスクを考慮しなければなりません。

一方、水槽レンタルであれば、初期費用を抑えつつ(無料の業者もあり)、毎月1万円台〜の固定費のみでプロが美しい状態をキープしてくれます。
法人の場合は「減価償却の手間が省け、全額経費(賃借料)で落とせる」という税務上のメリットも大きいです。

「コストを抑えたい」「でもメンテナンスの手間はかけたくない」とお考えの方は、ぜひ一度、各社のレンタルプランを比較してみてください。

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