ここでは、観賞魚を飼育する際での注意点である「病気とその予防・治療法」について説明しています。

目次

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病気の予防・早期発見が大切

水槽内で観賞魚のうちの1匹が病気にかかると、他の魚にも病気が移っていくケースが多々あります。
最悪の場合、水槽内の魚すべてが助からないという事態にもなりかねません。病気の予防法の実践と早期発見が重要なのは、人間も観賞魚もまったく同じなのです。

ただし、予防といっても難しく考えることはありません。
プロの業者さんによって適切なメンテナンスを行ってもらうことう自体が大きな予防策になります。
不適切な飼育環境や水質の悪化が病気の主な原因ですが、正しいメンテナンスをすることによって、そのリスクは大きく軽減されます。
また、生きエサや新しい魚を水槽に入れる場合、それらが病気をもっている可能性があります。プロの業者さんに判断を仰いだ方がよいと思います。

もう一点、私たち水槽設置を依頼する側が普段気をつけるべきなのは「エサの与えすぎ」で、これも病気の原因となることがあります。

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病気の兆候に気づいたら

病気の種類や程度によって、治療法はさまざまです。
まずは、「水槽に適した水」のページでご紹介している通り、適切な水の使用や水換え、水温調整などの基本的なことをしましょう。これによって改善する場合もあります。
さらに投薬が必要な場合、あるいは罹患した魚の隔離が必要な場合もあります。そのため、後述する病気の兆候に気づいたら、自分でどうこうしようと考えるよりも、プロの業者さんに連絡して対応をお願いする方が賢明です。
ちなみに私のお店がメンテナンスをお願いしている業者では、24時間365日緊急対応を実施。機器のトラブルだけでなく、観賞魚の病気の場合でも大変心強いシステムです。

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主な病気の種類

●水カビ病
細菌性の病気で魚体やヒレなどに白い綿状のカビが付きます。魚に傷がある場合に発症しやすい代表的な病気です。

●尾ぐされ病(口ぐされ病)
文字通り尾ヒレや口が白く腐ったようになっていく病気で、細菌が原因です。進行が早く致死率が高い病気のため、速やかな対処が必要です。

●白点病
文字通り白い点が尾ヒレや背ビレから体全体に広がっていく病気で、寄生虫が原因。これも進行が早く致死率が高い病気のため、速やかな対処が必要です。