オーバーフロー水槽は、初期費用は少々高くつくものの、高いろ過能力を誇り、一度導入すれば長く利用できることで人気となっています。ただし導入するだけでなく、しっかりとメンテナンスを行わなければ、ろ過槽にヘドロがたまり、ろ過能力が徐々に落ちていってしまいます。飼育している魚やサンゴによっては、それが致命的なトラブルにもなりかねません。しっかりと運用をしていくことが大切です。

目次

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オーバーフロー水槽の事例

オーバーフロー水槽_実例

※引用元:TANK Chef公式HP
(https://www.tankchef.jp/guide/installations)

オーバーフロー水槽の運用方法

オーバーフロー水槽の性能を長く維持して使うためには、適切に運用していく必要があります。

水の蒸発と水量に気を付ける

水槽の水は、ほうっておくと少しずつ蒸発していきます。水位が減ると循環ポンプなどに負荷がかかるほか、水質が変わって魚に悪影響が出てしまうことがありますので、水位を維持するよう、こまめにチェックしましょう。

ウールマットの消耗具合をチェック

ウールボックス内のウールマットは、オーバーフロー水槽のろ過能力を保つためになくてはならないものです。ウールマットによって食べ残しやフンなどの汚れが下層に落ち、目詰まりを防いでくれるからです。ここを定期的にパイプブラシなどで掃除することで、オーバーフロー水槽のろ過能力は保たれます。

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オーバーフローのろ過能力を維持するには

オーバーフロー水槽のろ過能力を維持するためには、ヘドロを掃除するのが有効です。ヘドロを除去することによって、ろ過の際にかかる負荷を減らし、より長く活用していくことにつながるからです。ろ材の掃除の際には、半分ずつ日を分けて掃除をするのが効果的です。ろ材には水質を保つ役割を果たす硝化バクテリアがいるため、一度に洗ってしまうとバクテリアが大幅に減り、それによって水質が変わって魚がすみにくくなる可能性が出てくるからです。

循環ポンプの交換時期

オーバーフロー水槽のろ過能力を保つ上で、循環ポンプは大事な役割を果たします。ただ、経年劣化で寿命を迎えるものなので、おおむね10年くらい使用したら、新しいものへの交換を考えるべきでしょう。

まとめ

せっかくオーバーフロー水槽を導入したのであれば、長く使えるようにメンテナンスをしていくことが大事です。それが、美しい水槽を保ち続けることにもつながります。

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