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ブラック水槽とは
ブラック水槽は、背面や底面などに黒いガラス、あるいはアクリルを用いて作られた水槽です。透明の水槽と比べて水景が引き締まって見栄えが良くなることから、特に水槽に対して高級感を求めている人に人気です。アロワナなどを飼育する水槽などに、よく用いられます。
ブラック水槽の事例

※引用元:東京アクアガーデン公式HP
(https://t-aquagarden.com/column/blackplank_aquarium)
ブラック水槽のメリット
ブラック水槽には、以下のようなメリットがあります。
観賞性が上がる
ブラック水槽を用いることで、黒っぽい背景をバックに、熱帯魚の鮮やかな色合いやシルエットなどが際立ちます。それによってより美しい水槽を実現することができます。黒い背景を貼ることで同様の効果が得られますが、ブラック水槽の場合はより自然に実現できるのがポイントです。
生体の目隠しになり、個体が安定する
ブラック水槽の場合、中で生きる魚から水槽の外が見えにくくなります。それによって、普段水の中で暮らしている魚たちがもともといた場所と同じような環境が生まれるため、神経質な個体であっても落ち着くことが期待されます。特にアロワナは周囲の状況や環境などに敏感なため、ブラック水槽で飼育することが推奨されています。
コードや機材を隠せる
熱帯魚観賞用の水槽には、水草や石などだけでなく、ポンプやヒーターといった機材も入っています。それらはどうしても水槽内で目についてしまいますが、ブラック水槽の場合、そうしたコードや機材などを目立たなくさせられるので、世界観を損なわない水槽が実現できます。
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ブラック水槽のデメリット
一方で、ブラック水槽にはデメリットもあります。最初から色がついていて変えられないことや、見る方向が限定されること、また素材によっては吸盤が就きにくいことなどが挙げられます。
上級者がブラック水槽を選ぶ理由
上級者がブラック水槽を選ぶのは、ある程度使用目的が明確になっているからです。イメージが固まっているので、それに即したものも適切に選べるというわけです。
まとめ
ブラック水槽は、扱いが難しい水槽ではありますが、うまく使えば一味違った美しい水槽を実現できます。興味があるなら、専門家のアドバイスなどを元に導入を検討してみましょう。