このページでは、アクアリウムなどで用いられる「円柱水槽」について紹介しています。どのような特徴があるのかを知っておくことで、導入の検討もしやすくなるのではないでしょうか。
目次
円柱水槽とは?
円柱水槽は、アクリルの大型パイプで作られた水槽です。通常のものと違って円柱になっており、360度どの角度からでも、同じように魚を観賞できるのが大きな特徴です。設置場所は必然的に、部屋や道の真ん中になります。人通りの多いエントランスなどにあるのを見たことがある方も、いらっしゃるかもしれませんね。
円柱水槽の事例

※引用元:アクアリンク公式HP
(https://www.aqualink.tv/wp/20160801enchusuisou-setti/)
円柱水槽の入手方法
円柱水槽は通常の水槽と比べて制作の手間がかかり、コストも高いことからほとんど市販はされておらず、基本的にはオーダーメードでの発注になります。もし円柱水槽を希望するのであれば、水槽業者に相談して見るといいでしょう。
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円柱水槽をレイアウトしていくときのコツ
円柱水槽をレイアウトする際には、まず360度どの角度からでも美しく見せることを考える必要があります。そのためのコツとしてまずあるのが、水槽の内側の真ん中部分を盛り上げて、その周りを魚が泳ぐようにするような「凸型」の環境を作ること。中央に水草、流木、岩組などを作ることで、どの角度から見てもきれいな水槽になります。これは、円柱水槽の形状をうまく生かしたレイアウトだと言えるでしょう。
円柱水槽をメンテナンスするには
円柱水槽は基本的に大型であること、また形状が特殊であることから、メンテナンスの難易度は高くなっています。水槽には深さがあるので、脚立などで水槽の上にはたどりつけても、そこから底のほうまでケアしていくのは難しいでしょう。そうしたときに役立つのが、マジックハンド。普段はあまり使わないかもしれませんが、円柱水槽を使うのであれば、導入を検討してみてもいいかと思われます。
まとめ
円柱水槽は、水槽の中でも少々特殊で扱いが難しく、設置する場所やシーンも選びますが、うまく使えば通常の水槽にはない、魅力的な空間を演出することができます。一風変わった水槽を設置したい、特徴的な空間を作りたいのであれば、導入を検討してみてはいかがでしょうか。