ここでは、水槽と観賞魚を長く美しく維持するために、最低限知らなければならない基礎知識をお教えします。

目次

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水槽のサイズと飼育数の関わり

どれくらいの大きさの水槽にどんな鑑賞魚を飼育して楽しむかは、個人の趣味や設置できる水槽の大きさによって、それこそ十人十色なのが普通です。
この世に存在する水槽の数だけ、ひとつひとつ違う世界が広がっているのです。
だだ、どんな世界を創るにしても、適切なキャパシティというものが存在します。
「水槽を選ぶポイント」のページでご紹介している通り、水槽の大きさは規格で決まっているものと、特注で作る場合があります。
極端な例を言えば、60cm規格水槽で50cmの魚を飼うのはかなり無理がありますし、120cm規格水槽に数匹のメダカがいるだけでは寂しい限りです。

では、適切な飼い方(飼育数)はどうやって決めればいいと思いますか?
ひとつ目安となる計算の仕方があります。

それは、水1リットルに対し1cmの魚1匹というもの。
50リットル水槽なら、体長1cmの魚50匹、体長2.5cmの魚なら20匹という具合です。
ただし、実際にはろ過装置の性能、個々の魚の習性、エサの種類など様々な要素によって左右されるそうです。
自分の希望を織り交ぜながら、最終的にはプロの業者さんに「これがベスト」というかたちを提案してもらうのがいいと思います。

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観賞魚同士の相性

もうひとつ、気をつけなければならないのが、水槽に入れる観賞魚同士の相性です。
極端に言えば、ピラニアの水槽で、小型のグッピーやネオンテトラの飼育は不可能です。

複数の魚をひとつの水槽で飼育する場合、生環境が似た種類同士で、捕食被捕食の関係でないもの同士でなければなりません。
また、もうひとつ注意しなければならないのが、同じ種類同士で争いを起こす場合もあるという点です。
キンチャクダイの仲間やフグの仲間がそれに該当し、ひとつの水槽に1匹が原則となります。

どどのつまり、鑑賞魚の選択は、自分の趣味や好みを鑑みながら、プロに相談して決めるというのが正しいやり方です。
私の場合、レストランには淡水魚、ダイニングバーは海水魚という条件で業者にトータルプロデュースしてもらいました。
信頼できる業者を見つけることも優先事項になってきますね。

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